南豫護国神社に行きました。






年代がいささか矛盾するが、鶴島神社の石柱を再利用したのだろうと思う。



昭和６年の地図には鶴島神社


消失前の鶴島神社




鶴島公園




幕末の地図には「山王神社」

余談だが、その別当は神宮寺だったらしい。

神宮寺（宇和島市笹町）

側面に消した跡がある





１１年ぶりにこの神社を参拝した

南豫護国神社の石像物

幼稚園の時卒園記念にここで撮影した

当時とは石段が狭くなったのは参篭所など建設したり、神社修復費用の為土地を売却したためらしい。


大改修記念碑





狛犬














東宮殿下御野立所



大正１１年

東宮殿下御巡遊の時、当所に於いて御慰物台覧アラセシ

神苑にて台覧があったという記録がある

昭和天皇と宇和島城

三功臣の碑

おや、手水鉢の屋根が倒れている






大和田健樹の歌碑も倒れてしまっている


１０年前は建っていたのに残念だ





色々経緯のある碑（３８年）

大和田建樹の碑（南豫護国神社）

参篭所



倉庫？





二の鳥居

















社務所　昭和３４年新築











拝殿


ニューギニア戦没者の碑















大正三年四月十五日

男爵　澁澤栄一


大阪天満橋西詰

石工　川島三平








吽行









阿行
































土俵がある





宇和島の有名人の名前がある















一の鳥居の奉納は




大正三年四月一五日

正三位侯爵　伊達宗陳
　侯爵夫人　伊達孝子


澁澤栄一の狛犬と同じ日だ

当然話し合って決めたものと思われる



ささき整体施術院



愛媛県宇和島市坂下津乙１８－５

電話番号　０８９５－２３－７１７７

施術料金　１時間　3,500円

完全予約制

続きを読む

木屋旅館の住人、バル氏は、赤染様とかミステリアスなものが好きで、私がかつてアンタッチャブルでアップしなかった画像に興味津々だった。その多くは他言を憚るものだった。



その、バルさんの取材を受けて思いついた墓石を訪ねてみた

実に１１年ぶり

保田ー薬師谷のへんろ道 　1

この墓地の南側の大師像と





その脇にある摩訶不思議な形をした「道祖神」

是の隣にある古い墓石を見に来たのだった。




この奥




なんと大師像はこの通り草の中




　道祖神も







丁度近くにいた近所の方の話だと、この古い墓石群は、元々大師像の前あたりにあったのを、墓地として整備したときにここに集められたらしい。

赤いしるしの墓石こそ、石州銀山の文字のある墓石。



実は折れてしまっている。

上部は裏面に残っている







これが２０１０年の画像







最初「石品」と読んだが、慌てん坊将軍様の指摘で「品」ではなく「州」の旧字体「刕」であることが分かった。


「石刕銀山」「石州銀山」つまり「石見銀山」の事だった


御料は、代官所のあった、いわゆる幕府直轄地「御料所」の事と思われる。現在の島根県大田市大森地区

石刕銀山御料邑知郷

天保九年戌５月２９日

・・・・・エ村玄定？

高山先生の説では



この人の墓石なのかもしれない。




















この後方のひときわ大きな石碑の文字は風化著しく読めなかった


へんろ道であることから、遍路墓なのか、何なのか、誰も知らない。












近所の方の話では、昔は道が続いていたが、今は崩れてこの先で終りらしい。





ささき整体施術院



愛媛県宇和島市坂下津乙１８－５

電話番号　０８９５－２３－７１７７

施術料金　１時間　3,500円

完全予約制

さらに行く




ここから先は未知の世界




水は上るほどきれい




橋




枯葉が包む桁




急な石段




テーブルがある



此処にも看板が




休憩所？




その向こうに橋




なんやこれ？




東屋がある




道標の跡？




あ

瀧だ



この橋を渡る前に行ってみよう




かなり大きな滝




岩戸の瀧のように滝つぼに直接落ちるのではなく




岩肌を滑るように




雪輪の瀧





同名の瀧が、滑床にあるのはよく知られている









美しい


そうめん流しから、ゆっくり寄り道しても50分と掛からない






３７年の新聞記事

後ずさりする滝


休憩所




さて帰ろうか




車の道まで登る






この石は？？





ここらより、権現山に登る道があるのかな？


少し降りたところに




石仏が


台座がない

千手観音像

２２番札所



消えかけた看板




石が石仏のように




不思議な場所




ここを工事のための車両が行き来してダムを造った




この橋もそうかな？


上からも橋が見える






今回の探索はこれまで



一応、おわり









ブログランキング参加中　ポチッと押してね♪

また橋が



木なので腐食とかもあるだろうな







この金属は？




小さな滝



ここを渡る



ずっと右岸

石仏あり









大正６年

１５番

亀井タケ

阿武トク




渡る











飽く迄も水はきれい




隙間がある



また橋だ












おや？

台座が



大正６年

１７番

山口ヒナ

中川フサ



石仏本体は下か？



見つからなかった




先へ行こう



この橋の橋台が工事中？








ロープで降りる




ほほう






何れ出来るであろう



橋の写真を撮っておく



先へ行きます





つづく







ブログランキング参加中　ポチッと押してね♪

キャンプ場へ







中学校の時、遠足で来た



注意書き



竈がある



火の用心




テントを張る台




橋があった



その傍に石仏







岩間寺

１２番

三好トラ
歯朶尾民江
薬師神タメ







下流方面



上流に橋




水の美しさ


下流側




誰かが乗せた？









萬代（よろずよ）の滝












さらに上流へ




ん？


なんだ？




あ。

高い所に石仏












苔がすごい




三井寺

１４番
薬師神モエ
薬師神トラ
薬師神


赤いコーンあり



橋の一部崩落と



行けるところまで行っ見よう



つづく







ブログランキング参加中　ポチッと押してね♪





続きを読む

薬師谷川の右岸、知らぬ間にこんな石碑が

「臨済宗妙心寺派」




石水庵

大森徹山謹書？印　印



大師堂がある

薬師谷の防空壕、常夜灯、三十三観音　１

ここに三十三観音の石仏があった。

三十三番


谷汲寺



保田、祝森の地名あり

祝森　兵頭サイ　山田ミヨ

保田　三好チセ　三好ナヲ


華厳寺（けごんじ）は、岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積にある天台宗の寺院。 山号は谷汲山（たにぐみさん）。 本尊は十一面観音、脇侍として不動明王と毘沙門天を安置する。 西国三十三箇所第三十三番札所、満願結願の寺院で桜、紅葉の名所としても知られ多くの観光客で賑わう。 西国三十三箇所の札所寺院では唯一、近畿地方以外にある。


なぜ、ここに西国三十三観音の石仏が？


それは、薬師谷上流に答えがあった




バス停「峠口」の少し上




二本の石碑が





上

従是（これより）三十三



下


番

「従是三十三番」

おそらく、途中で折れてしまったものと思われる

側面
彦之進建立



大正６年冬

宇和島町と丸穂村が合併した年かな？

薬師谷の防空壕、常夜灯、三十三観音　２

ここから三十三観音が始まるとしたら、下のお堂のところの三十三は結願なのか？それとも後年移動したものか？謎




その後、４３年の新聞記事より、大正時代に設置した山道から、移設したらしい情報を入手した






閉鎖した温泉施設「さがの」

その昔「薬師谷荘」があった場所かな？



しばらく行くと擁壁に



石仏あり




貮番

大正六年冬


井上ヒサ
井上正往
井上キク





それからカーブを曲がって






３番


粉河寺（こかわでら）

薬師谷と言う地名が見える

薬師神マキ
松浦サワ
山上マス




さらに上の駐車場





４番




槙尾寺

正式名称は「施福寺」





この先はそうめん流しの会場から入る





イラストマップ（原寸大）








ほんまに水が綺麗やねぇ






夏はそうめん流しの客とかで賑わう










大正六年冬

三十番

近藤ハル





ここを登って川沿いをキャンプ場まで行きます


つづく








ブログランキング参加中　ポチッと押してね♪







続きを読む

あるところで偶然、性器のある狛犬発見




睾丸と陰茎






まさかとは思ったが




吽形のほうを見てみる




おやおや



肛門と陰部らしきものがくっきり



全国にはやはり、性器のある狛犬も多数存在するらしい





試しに多賀神社へ行ってきた


吽形




女陰のみあった




阿形には



何もないような？・

惣五郎神社

城辺町豊田の外れの山にある




上がって見る




途中に祠が




地蔵菩薩と釈迦如来




左の釈迦如来は古そう




武村ツル（２０２２年増補）




途中また小さな祠





手水鉢？



２０２２年


２０２２年






こちらにもさらに小さな祠


（２０２２年増補）



鳥居が見えた





手水鉢


世話人　明治３２年　南宇・・・
（２０２２年増補）










（２０２２年増補）



自然石





これが惣五郎神社拝殿




寄付記念碑



寄付記念碑





（２０２２年増補）


（２０２２年増補）


あ（２０２２年増補）


大きなスズメバチの巣
（２０２２年増補）














上からの眺め





下の川を上ると





豊田石造物群


将軍様も来ている

愛南のかくれキリシタン

面白い形の手水鉢












大師像は頭部が折れてしまったものが多いが、これは石の材質と技術的な問題が大であろうと石屋さんが指摘した。


首の部分を細くする場合、飲みの小さな傷は避けられず、経年によりそれが広がり折れるのであろうと言う




今回注目したのはその台座


昭和１５年２月


これも地四国の石像かな？




不思議な石碑群だ


ここに初めからあった石碑と、後に余所から持って来たものが混在してるのかもしれない









ブログランキング参加中　ポチッと押してね♪

最近、食肉センター跡付近を通ると




前の建物が解体されていて





隅切り付近に石柱があった。






「愛媛懸」と言う文字がまず見えた。






水準基標って何だ？


水準基標とは


水準基標測量とは定期縦断測量の基準となる水準基標の標高を定める作業をいう。水準基標は河川水系の高さの基準を統一するため河川の両岸に設けられるもので、これらの高さを相
互に関係付けるように２級水準測量を行い、水準基標の高さを決定するのが水準基標測量である。
ここは来村川と神田川の河口

いわゆる松崎新田と言われた所






大正３年８月


当時はここは宇和島（町）ではなく、丸穂村新田

宇和島町に合併するのは大正６年である。

因みに新田とは、江戸時代に開発された「岡村新田」「小笠原新田」「松崎新田」を差す。

昭和７年、明倫町、桝形町、薬研掘、新田町となる。

尚、薬研掘は昭和４１年の町名改称時、佐伯町２丁目になっている。

薬研堀の旧町名

新田町は、昔の「松崎新田」の地域であり、新しい町名として独立する時「松崎町」とすべきだと言う意見も出たと言う。
（角川日本地名大辞典）




松崎と言う地名の名残が残る旧地図




缶詰工場のものらしい（ＺＲ氏提供）



この面には何も書かれてない



場所は現在駐車場になっている旧食肉センター前




隅切り角にあった。





２０１１年撮影

はっきり写ってないが、このブロック塀の内側にあったのかな？





大きな地図で見る






道路との境に煉瓦の跡が見える




周辺にも石積みが見られる




その昔は城東中学校から保手橋まではこの道を通らなければならなかったので






２０１１年撮影


その後バイパスが出来たので、本当の裏道になってしまった。





そして知らん間に解体されてしまった。


昭和の風景がまた一つ消えて行った。





拡大図