昭和10年
部落協議録より
1月30日、部落集会
1
政府貸与の低利資金の養蚕実行組合名義を借り部落で1100円を申請せり
2
宇和島市合併条件の促進さすため委員条例を設け委員を選定せり、正副区長および組長、大塚勇藏、松廣藤吉、早川長七、浜田朝吉、以上就任す
3河野國太郎申し出に付き、若宮神社腐(キョウ)に付き新築する事を計りしが、満場一致を承認せり
4
浜田傅吉氏部落加入する事承認せり
5
納税組合を部落全般組合として組織する事を決定す役員選定は次回の集会に回す事
5月17日
肥料資金定理金借り入れ
先2名連署を以て農工銀行・・・
一金17円70銭也

農工銀行宇和島支店

浜野ハル氏長男、保夫、広島へ入営 (除隊まで)区費免除
新区長(11年)
(正)山本増吉
(副)形岡正義
昭和11年
4月23日
大塚勇藏君、市会議員当選
6月1日
田中又雄君 水野實太郎君、部落加入
旧7月16日
念仏集会
山本寅一君、部落加入
昭和12年
旧7月16日、組長選挙
当選
河野國太郎
松廣藤吉
1
中井戸の役員は時の区長とす
2
衛生役員は選挙する事
昭和13年
1月1日
松廣君一身上の都合により組長辞職
役員会により水野君を推薦の事
組長水野實太郎君
1月10日
河野利治君入営に付き、軍服餞別なり
代金8円80銭
1月4日役員選挙
区長
(正)形岡正義
(副)鹿島松治郎
4月15日部落集会
1
保手橋寄付金に関する件
2
防空演習を実施する件
保手橋寄付金は当区より20円寄付する事に決定
一戸当たり1円
8月28日集会
1つ
家庭防空組合に関する件
1つ
防空カバー注文の件
家庭防空組合結成は万やむおえざる迄一時中止する事と相成る
防空カバー注文する事と相成り
市議会議員に関する件
満場一致にて当区より田中又雄氏を推薦せり
9月8日区会召集す
1
納税組合

1
防護団選定の件(人員2名)
協議、区長一任となる
区長任命により、益田繁助、鹿島松治郎両氏を推薦せり
但し、1日1円として日給を支給する事
防護団(ぼうごだん)とは、1932年から1939年までの日本で、民間における防空活動を行うために地区ごとに設けられた団体である。もと防災活動にあたる民間団体として東京で構想され、陸軍の働きかけで空襲による大火災に備えることを主任務とし、各地に広がった。1939年に警防団に代わることになり、解散した。wikipedia
9月14日役員会開催す
水野實太郎氏、応召につき送別会に関する協議す
明倫巡査餞別
8月11日(旧7月16日)
お念仏開催す
道路改善尾見を協議せり
不参加は1円を徴収
旧7月7日(日にちが前後している)
区中、井戸掃除を行う
松枝切って浜田氏へ売りて同日の酒代となしたり
9月25日より10月5日まで
第4回防空演習が行われ当区より益田繁助氏10日間服役せり
1日1円、10円支給せり
10月24日
甘藷切干政府納入 出荷に付集合す
註 13年より、浜田喜太郎の名前が見える(部落台帳)
14年
1月22日市農会麦渡し


2月5日
第2回消防組寄付金捻出の件
一戸当たり2円以上寄付する事決定する
2月6日(旧1月16日)
例年のお念仏を行えり
古島幹夫君部落に加入せり決議し満場一致加入を承認せり
その時古島君より酒2升部落に入るため出されたり
4月13日部落集会
1消防組寄附の件
1若宮神社寄付の問題は河野氏と協議の決定問題。
所有は河野氏であるが、万一河野氏、他へ行くような事があれば時の区長に一応相談して行く事と定められたり。
若宮神社の寄附は自己の思い思いに寄附いたすこととなりたり
4月28日
浜田久君?入営に付き寄附7円
4月13日集会の続き
1
近頃は区会の集会致せしも区民の集合が悪いが為、出来るだけ区会を致さぬよう、現在の役員以外に4名の役員を置き役員会にて協議を行う事決議する左の役員を選任する
山本増吉 古島朔 早川長七 鹿島千松 4名のものに決定せり
7月30日区会を催す
形岡正義区長を応召のため解任す。同日後人区長代理に鹿島松治郎君を満場一致で後任区長に推薦せり
(副・作者註)区長代理選挙の結果、早川長七当選せり
当日後任者に一切の事務申し送りせり
基本金
26円56銭

ささき整体施術院
愛媛県宇和島市坂下津乙18-5
電話番号 0895-23-7177
施術料金 1時間 3,500円
完全予約制
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